こんにちは、営業の鈴木です。
暑さ、寒さも彼岸まで…ようやく残暑も終わり、秋らしい季節になってきますね。
皆さんは、「かいぼり」をご存知ですか?「かいぼり」とは、池の水を汲みだし泥をさらい、魚などの生物を獲り、池底を天日に干す事です。もともとは、農業用のため池の設備保全や泥の排出を目的として行われるようになっています。
池の水が濁るのは、富栄養化が原因でアオコなどの植物プランクトンが増殖するためです。池や沼の土地を空気にさらすことで、窒素が空気中に発散され、リンは水に溶けにくい状態に変化します。
環境保護を目的とした「環境型のかいぼり」は、身近な自然を体験し、環境問題について考える場にもなっています。こうしたかいぼりの効用が見直され、比較的大きな公園やお堀などで、かいぼりを行うケースが増えています。
そこに目を付けたTV番組、「池の水全部抜く」面白いですね!
番組名の通り、ポンプで池の水を抜き、外来種などの危険生物を捕獲。ヘドロを掃除して、きれいになった池に魚を戻すというシンプルなものなのに、思わず見入ってしまいます。番組の目的は、危険生物に悩まされる近隣住民のSOSを受け、外来種が大量発生している池の水を全部抜き、そこに何が潜んでいるかを調査して、危険生物を捕獲&駆除すること。
私が見た放送は、「日比谷公園の水を抜く!」 小池都知事が自ら網を持ち、泥だらけになりながらコイなどの捕獲に参加したシリーズで、生物調査が目的でした。
コイって、外来種だったんですね~
番組スタッフと参加者は泥と格闘しながらの体力勝負です。
言うは易く行うは難し!大変そうです。
日本の在来種は、生存しているのだろうか? どんな外来種が出てくるのだろう? いろいろ考えながらも何が出てくるか、恐いもの見たさの面白さ。また、職業柄でしょうか、ゴミの投棄も気になります。これは想像を絶する内容でしたが、100台もの投棄自転車や大きなゴミが出てきたという話です。 ゴミの回収、除去も大きな功績ですね。
池の底が明るみになったとき、そこから発見されるものが水質汚染の原因となっている場合が多い為、出てきたものを把握することで、今後池をきれいに保つためにとるべき対応がみえてくることもあるかもしれませんね!
追記
習志野市にある森林公園も、この番組でかいぼりをしました。初の水抜きの結果、青い宝石とも呼ばれるカワセミが再び飛来しているそうです。