おにぎりと塩

こんにちは。ここ数日はめっきり寒くなりましたね!

最近おにぎりにハマっている代表の北です。

そんなわけで、今日はおにぎりにまつわる話です笑

 

疲れた時、おなかがすいた時に簡単につまめるおにぎりは本当に優秀な食べ物ですよね!

鮭、イクラ、五目、明太子、たらこ、おかか、シーチキンetc…

たくさんバリエーションもあります!

その中でも私が好きなのは…

 

 

 

 

 

 

シンプルな塩にぎりです!そのまま食べてもよし、

キムチスープやカップラーメンのスープに混ぜ入れるという

ジャンクな食べ方もよし、と本当にいろいろ楽しめます!

 

ところで、おにぎりに必須な塩。

 

これは一体地球上にどのくらい量があるのでしょうか?

 

気になったので少し調べてみました。

 

まず塩の基本情報から。

 

塩…塩化ナトリウム主成分とする塩辛い味の物質。海水や岩塩から製し、精製したものは白い結晶で、食生活の基本調味料。食塩。【デジタル大辞泉より】

 

うーん…基本的すぎますね(笑)。もう少し突っ込んでみます。

 

 

塩の起源をたどると、人類が塩を使い始めたのは縄文時代の終わりから弥生時代にかけてとのこと。

なんでもそれまでの人類は狩猟した動物は内臓から骨髄まで食べていたため、

塩を使う必要がなかったようなのです(内臓には多くの塩分が含まれています)。

ところが縄文末期から弥生時代にかけて農耕が伝わり、食べ物が穀物や

野菜中心となったので、調味料として塩を使う様になったのです(保存にも使われていたようです)。

 

塩のもとは上に書かれたように海です。

原始的な時代では、海水から濃い塩水(かん水)を抽出し、かん水を

煮詰めて脱水をして塩を抽出していました。

他にも塩田をつくる等いろいろ方法はありましたが、今も昔も原理は海水から塩を採ります。

ちなみに現在では電気を利用して海水から塩を抽出する「イオン交換膜透析法」という化学的方法でいわゆる「食塩」を作っています。

 

…塩の歴史は長くなるのでこのへんで(笑)

 

最初の話に戻します。地球上に塩はどのくらいあるのか?

 

現在私たちが住んでいる地球の表面積の7割は海です。

その大きさは何と3億6100万キロ平方メートル!!

さらに深さも相当あり、一番深い海溝は北大西洋はマリアナ海溝の1万911メートル!

そして地球全体の海の体積はなんと13億5000万立法キロメートル!!

 

…とんでもない数字です。

 

この途方もない海をすべて蒸発させたとしたら、塩はどのくらいできるのでしょうか?

 

海水の塩分濃度は約3.5%なので、

 

できあがる塩の量は単純計算で実に4京8000兆トン(笑)

 

塩だけで地上が埋まる計算になります。

 

焼却炉をはじめ、我々産廃処理業界にとって天敵である塩。

 

まさに不滅ですね(笑)

 

ちなみに、「日本おにぎり協会」さんのページによると、おにぎり1個につきベストな塩の量は0.6gだそうです。

 

地球上の塩でおにぎりをつくると…

 

いくつできることになるか計算してみてください(笑)