改めまして、代表の北です。
9月になりましたね!今年も残すところあと4か月です。
最近は台風が多く発生し、各地で甚大な被害を与えている様子。
早く台風の時期が過ぎることを願うばかりです。
台風をはじめとする天災は、人的被害だけでなく環境被害も起こします。
天災によって排水施設等の環境を守るための各施設が機能しなくなり、
土壌や水質が汚染され、その結果、生物環境が変わってしまい、
生態系のバランスが崩れることもあります。
これを「環境汚染」といいます。
環境汚染は多様な生物社会に大きく影響を与えます。
そのことが原因で絶滅する生物も多くいるのです。
我が国でも環境汚染対策として様々な対策・法律が制定されています。
ご興味がありましたら、是非調べてみてください!
ところで、みなさんは地球最初に環境汚染を行ったのは誰かご存知でしょうか?
………
人間?
恐竜?
ゴキブリ?
いえいえ違います。
正解は……
正解はシアノバクテリアという細菌です。
あまり聞きなれない名前ですね。日本ではラン藻とも言われます。
このシアノバクテリアという細菌は、いまから約27億年前に誕生しました。
この細菌の特徴は、
◎「光合成によって酸素を生み出す」こと。
◎「海水・淡水・砂漠・陸上あらゆるところに生息できる」こと。
……??
一見すると、最も環境汚染からは遠い存在のように見えますよね?
地球上の生物が生きるのに必要な酸素を大量に生み出してくれているんですから。
しかし。
地球上に生物が誕生したのは今から約38億年前と言われています。
そして、このシアノバクテリアは地球で最初に酸素を生み出した生物と言われています。
つまり、シアノバクテリアが生まれた27億年前までは生物は酸素なしで
生きていたということになります。
いままで酸素なしで生きてきた生物たちは、大量に生み出された酸素を受けてどうなったか?
結論をいうと、多くの生物が絶滅・死滅しました。
我々にとっては命の元である酸素が、27億年前では有毒だったのです。
その後、酸素に適応する生物が生まれ、今の我々の祖先の元となる生物、
哺乳類等が生まれることになるのです。
このことをふまえると、
地球最初に環境汚染を行ったのはシアノバクテリアであると、言えますね!
ただ、この説はあくまで一説なので、全てが真実かどうかはわかりませんf(^^)。
しかしながら、環境汚染について変わった視点で見ることができたのでは
ないでしょうか?? また、なにかネタを見つけたら更新します!